Dimensity 1000+搭載の新型スマホ、iQOO Z1が発売
Dimensity 1000+を搭載する初のスマートフォンとして、iQOO Z1が発表されました。
Dimensity 1000+はMediaTek社が開発するハイエンドSoCです。
Android搭載スマートフォンとして最高峰の性能を誇る、Snapdragon865に肉薄する性能を持っているとして発表当時から話題となっておりましたが、ついにそれを搭載したスマートフォンの登場です。
Dimensity 1000+搭載のiQOO Z1のAntutuスコアは驚異の53万点となります。
そして驚きなのがこのスコアを持ったスマートフォンが3.4万円〜ということです。
MediaTek製SoCの場合、GPU性能に弱点を持っているといった事がありますがGPUスコアも19万点ということなのでゲームなどもストレス無くプレイできるでしょう。
ただし、コストカットとしてディスプレイが有機ELではなく液晶、ワイヤレス充電非搭載、メモリがLPDDR4だったりとそれなりに妥協点もあります。
そしてなにより対応バンドでしょう。
iQOO Z1の4G対応周波数が
4G
FDD-LTE 1/2/3/4/5/8/18/19/25/26
となっており、auの周波数をカバーしています。
MediaTek +Band 18/26対応といえばIMEI書き換えによるauケータイプランの使用ですね。
UMIDIGIなどのスマートフォンをお使いの方で行なっている方も少なくないとは思います。
FOMAプランが新規受付を終了した今現在、そのFOMAに近い料金、プラン内容としてはauのVKプランが最も代わりとなり得るのですがIMEI制限がネックとなっています。
VKプランを使用する為にGPU性能の弱いMediaTekを使うという妥協点だったポイントが今回発表されましたiQOO Z1が解決した形となるでしょう。
ただし、同社が製造したSoCとはいえDimensityシリーズも書き換えが行える保証はありません。
個人的には待ち望んでいた製品が登場したので、購入し書き換え実験なども含めレビューさせて頂こうと思っています。
現在、AliExpressからの購入が可能となっております。