ある意味最強のSoC!MediaTekについてのお話
スマートフォンのカタログスペックを確認する際に、おそらく多くの方がチェックするであろう搭載SoC。
世界中で販売されているスマートフォンには、いろいろなメーカーが開発したSoCが搭載されています。
Qualcommの"Snagdragon"、SAMSUNGの"Exynos"
HUAWEIの"Kirin"、Appleの"Apple A"などが有名ですね。
今回は台湾メーカーが開発している"MediaTek"ついてお話します。
このMediaTekというSoCは非常にコストパフォーマンスに優れています。
主に、エントリー、ミドルスペック帯のスマートフォンに採用される事が多いのですが、最近はミドルハイ、ハイエンド向けの性能を持つチップの開発も行っています。
日本国内で躍進を続けているUMIDIGIもMediaTekを搭載し、そのコストパフォーマンスを武器にシェアを獲得しております。
ネット上のRakuten UN-LIMIT使用可否報告でもUMIDIGIでの報告数の多さに驚きました。
そしてメリットについては、コストパフォーマンスだけではありません。
その自由度です。
公式ソフトによるIMEIの書き換えなども可能、アプリの使用により内部設定を変更しRakuten UN-LIMITでのVoLTE対応など、それぞれのユーザーによって環境を自由にカスタマイズできます。
こういった事もいずれ記事にもしようと思っていますが、これが本当に便利です。
IMEIの書き換えを行うことにより、auのケータイプランSIMにも対応できます。
UMIDIGIのように日本の周波数帯を網羅し、DSDVに対応しているスマートフォンの場合は通信費の大幅な節約にもなります。
今回のRakutenモバイル回線でも多くの方が、MediaTekの自由度に恩恵を受けたことと思われます。
そんなMediaTekですが、一つ大きな弱点があります。
それはGPU性能です。
Snagdragonなどに比べ、ゲームをするには向いていません。
私もUMIDIGI F1、UMIDIGIF 2を使ってきましたが、ゲームにおいては厳しいものがありました。
それ以外では非常に快適な使用ができるだけに惜しいところです。
docomoから発売予定のGalaxy A41にもMediaTek Helio P65が搭載されます。
大手キャリアでの採用は珍しいことです。docomoでは初なのかな?
FeliCa対応のMediaTek搭載スマートフォンとしてとても気になります。
IMEI制限を行なっているauやSoftBankのプラチナバンドは潰されていると思いますが・・・
個人的には先日発表されました、UMIDIGI S5 Proが気になっています。
UMIDIGI S5 Pro Price/Specs - UMIDIGI
GPU性能が大幅に向上しているHelio G90Tを搭載、ポップアップインカメラも未体験なので多分購入してしまうかも・・・