docomo最強の低容量プラン、「ずっとはじめてスマホ割」と「はじめてスマホプラン」の適用条件や違いについて
今月18日、docomoが新料金プランのひとつとしてahamoの発表を行いました。
多くの方の注目を浴びた発表であり、提供開始を待っている方も多いことかと思います。
その陰に隠れ発表されたのが「はじめてスマホプラン」です。
このプランは、既に提供されている「ずっとはじめてスマホ割」に置き変わる新しいケータイユーザー巻取りを目的としたプランです。
では、この2つのプランの違いを簡単に見ていこうと思います。
まず現在提供されているプランである「ずっとはじめてスマホ割」についてです。
こちらは18日の発表でそれ以前の内容から改定が行われました。
受けられる割引に差はありません。
5分通話オプション、データは1GBから7GBまでの段階制です。
内容は同じですが、料金に差があります。
~2020年12月18日まで
・はじめてスマホ割 ̠−1,000円 (12ヵ月)
・ずっとはじめてスマホ割 −1,000円 (永年)
・おしゃべり割 −700円 (12ヵ月)
1年目 980円 (2年目~永年1,980円)
12月19日~2021年3月31日まで
・はじめてスマホ割 ̠−1,000円 (2年目~−500円)
・ずっとはじめてスマホ割 −1,000円 (永年)
・おしゃべり割 −700円 (永年)
1年目 980円 (2年目~永年1,480円)
1年目こそ980円と同じですが2年目以降500円の差が生まれています。
今回のプラン改定により単純に500円お得になったということとなります。
こちらの違いは非常にわかりやすいのですが、来年4月から始まる「はじめてスマホプラン」と比較してみると大きな違いが見えてきます。
「はじめてスマホプラン」は料金だけ見ると19日から開始された「ずっとはじめてスマホ割」と同じ980円 (2年目~永年1,480円)です。
では先ほど言った大きな違いを挙げてみましょう。
①はじめてスマホプランは完全に独立したプランでありギガホやギガライトではない。
②1GBが上限となり高速データ容量の追加は1GB毎に1,000円。
⓷プランの適用条件として4Gケータイ(ガラホ)は不可となり、3G契約者のみ適用可となっている。
このあたりに違いがあります。
①は個人的にほとんどデメリットなことだと思います。
ギガホやギガライトではないということは、ワンナンバーサービスやデータプラスといったオプションサービスを契約出来ないことを意味しています。
②については一長一短です。
1GBではどちらのプランも1,480円で同額。
2GBでも2,480円となり同額。
3GBでは「ずっとはじめてスマホ割」が2,480円に対し「はじめてスマホプラン」は3,480円です。
3GBでは1,000円の差が生まれます。
ただし「はじめてスマホプラン」は1GB追加オプションを利用するので、追加したデータ容量は翌月まで残ります。
そして⓷ですがこれは完全な改悪です。
詳しく書かなくとも皆さんがそう思うでしょう。
簡単に説明しましたが、低容量ユーザーで他社にて契約中の方、最終購入端末がケータイの方など3カ月以内に比較的動きやすい方は「ずっとはじめてスマホ割」に向かって動いていいと思います。
私は近い将来、改定があると踏みケータイプランの回線を用意していました。
おそらくギガライトの改定が近日発表され、ケータイプランの改定もある可能性は否定できませんが、ケータイユーザーを巻き取るため用意した条件付きのプランを無条件で誰でも加入できるプランが上をいくことは無いと思います。
かくいう私は昨日、「ずっとはじめてスマホ割」へ変更してきました。
記事にしたい話もあったので次の記事にて書いてみようと思います。